最近、アップリケバッグのお修理のご依頼が増えてきました。
あとりえ まみぃーなのバッグを長年ご愛用下さって、さらにこれからも使いたいから修理をして欲しいということ。
嬉しいですね。
今回お修理させていただいのは、以前にこちらのブログでご紹介してさせていただいた、ゴルフパパさんのバッグ。
お嬢さまが学生時代に使っていたファミリアさんのデニムバッグが便利なので、お仕事用に使っておられた素敵なお父様です。
そのバッグがとうとうダメになったので、奥様が当店にパパさんデザインのアップリケバッグをご注文くださったのが2年半前でした。
男性用、しかも、お仕事用のデニムバッグ製作は当店でははじめてのことだったのですが、パパさんのご趣味であるゴルフのデザインでカッコ可愛くアップリケを作らせていただきました。
完成当時のバッグ
お仕事で書類を入れて毎日持ってくださっていたそうですが、さすがに2年半持っていると、持ち手のあたりが傷んできたのでお取り替えして欲しいとのことでした
実物を見てみると、たしかに持ち手の部分と、フェルトの部分的が年月を感じます。
持ち手は当店のレッスンバッグに限らず、どうしても傷みが出るところです。
むしろ、こんなに毎日愛用してくださってたんだ。。。というのに感激。
今回はこちらを合皮を裏に使ったしっかりした持ち手にさせていただきました。
(最近のご注文では特にご要望がない限りは、裏合皮持ち手にさせていただいています)
また、合皮の底の部分も、少しだけ擦れがあったので、バッグを解体するついでに合皮部分も新しい物に取り替えました。
合皮付け替え前
合皮付け替え後
フェルトの毛玉(ピリング)は繊維、特に毛足のあるフェルトであれば、どうしても避けられない現象ですが、ハサミなどで毛玉を丁寧にとって、仕上げにアイロンすると、かなり綺麗になります。
アップリケクリーニング前
アップリケクリーニング後
今回は、せっかくバッグ自体を綺麗にするので、バッグ本体とアップリケ部分を色柄OKな漂白剤を入れて手洗いさせていただきました。
すると、なんてことでしょう!!
こんなに綺麗に!!
もうすぐ、全国の非常事態も解除されそうなので、新しいバッグをお仕事に連れて行ってくださいね。